連幹ブログⅡ
自転車お遍路徳島県編
法学部はオンラインでの期末試験があるらしく
今から恐怖に震えている中原です。
前回はお遍路の準備編を書いたので、
今回はお遍路始まりの県である
徳島県について書いていきたいと思います。
僕はお遍路開始の前日徳島県に到着し、
雨の中東屋で野宿しました。
蚊に刺されて朝5時に起き、
一番寺の霊山寺に到着です。
前回書き忘れていましたが
札所の納経所が開いているのは7時から
17時の間だけなので注意しましょう。
札所が開くまで駐車場で待機していると
車に乗ったおじさんから話しかけられて
お接待を受けました。
知らない人からいきなり話しかけられて
色々食べ物をいただけるのは
お遍路の大きな魅力だと思います。
おじさんに別れを告げた後、
違うおじちゃんに声をかけていただき、
お遍路の巡礼方法を一緒に回りながら
教えてもらえることになりました。
このおじちゃんはお遍路を数百回
巡礼している大先達さんで、
早稲田の図書館創設に関わった人でした、
すごい!こんな驚くような出会いが
できるのがお遍路の楽しいところです。
おじちゃんには錦札という超縁起物をもらい、
コーヒーを飲みながら軒下で一時間くらい
話してお遍路の色々を教えてくれました。
初日は雨が降っていて7番の熊谷寺まで
通した後スーパー銭湯に行き、偶然
施設の創立記念日でうどんが100円で
食べられるラッキーなイベントがありました。
その後泊まる場所に困ったので施設の
おばちゃんに聞いたら軒下を使っていいよ
って言われ、テントをはって寝ました。
二日目はとてもいい天気で
気分良く出発しました。
道中のお寺でおばちゃんに
お餅をいただいたり、
お小遣いを貰ったりしながら
11番札所の藤井寺まですいすい行けました。
しかしここから向かう12番札所は
お遍路返しと言われ、地獄の始まりです。
ひたすら続く坂道、なんでこんな山の中に
寺を立ててしまったのかとずっと心に
抱えたまま登り続けました。
途中でおばあちゃんに声をかけてもらって
荷物を預かってもらうことができ
軽くなった自転車で12番札所まで
後9キロのところまで来ました。
ここから始まるのは2時間の時間制限の中で
山の頂上まで自転車を押し続ける修行です。
傾斜12%くらいの坂道を辛さで
地面しか見えない内登ります。
おばあちゃんがくれたキンカンを心の支えに
しながらなんとか辿り着くことができました。
焼山寺からの帰り道は爽快な下り坂のみで、
ものすごいスピードで降りて行きました。
上りは3時間とかかかったのに
下りは20分とかだから驚きますね。
先ほど荷物を預かってくれた老夫婦の
おじいちゃんが荷物を取りに帰った時に
サツマイモとかほんと
いろんなものをくれました。
おじいちゃんの口癖が可愛くて癒された後、
13番札所までの道を進みます。
真っ暗になってしまい宿もなく
1時間くらい寝床を探し続けていたら、
地元の夜の街を巡回している集団の方から
笑いながら橋の下しかないなーって
言われたので橋の下でテントを張りました。
ここでさっきまでの坂道でシュラフの
下に敷くシートが吹き飛んでいること
に気がつき、寒さと地面の硬さに
耐える夜になりました。
ちょっと凍死しちゃうかと思いました。
ここで二日目までしか
紹介できていませんが
一区切りつけようと思います。
一番辛かったのは二日目で持っていった
マットがなくなってしまったことですね。
ここから100円ショップの薄い銀シート
を買うまでマットなしで寝続けました。
もしお遍路行く人は生きるために
インプレーター式のマットを
買って行きましょう。
多分次回で徳島県の紹介が
終わると思います。
みなさんもお遍路行きましょう。
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